Jアラートに関して、もっとよく知るために・・・・。
総務省消防庁はJアラートを「弾道ミサイル情報、津波情報、緊急地震速報等、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を、 人工衛星を用いて国(内閣官房・気象庁から消防庁を経由)から送信し、市区町村の同報系の防災行政無線等を自動起動することにより、国から住民まで緊急情報を瞬時に伝達するシステム」と説明しています。つまり、ミサイル情報だけでなく、自然災害やテロ、武力攻撃といった、多様な緊急事態の情報を発信するシステムということであります。
また、政府は本日からテレビCMで弾道ミサイルが飛んできたらどう身を守るのか?。
という政府のコマーシャルが始まりました。
屋外スピーカーなどから国民保護サイレンと緊急情報が流れます。
屋外では頑丈な建物や地下に避難を。近くに建物がなければ物陰に身を隠すか地面に伏せて頭部を守る。
という行動をしてください。
弾道ミサイルの発射に注目されていますが、様々な事態の情報伝達が想定されており、緊急事態の種類によって、防災行政無線で流れるサイレンの音や鳴り方、メッセージが異なっています。また、事態によっては防災行政無線が自動起動されないものや、自治体の設定に任せているものもあります。
現時点でJアラートの警報を確実に受け取るには、複数の手段を用意することが安全かつ重要になります。
お持ちの携帯電話やスマートフォンには「緊急速報メール」機能があり、警報の対象地域にいる人はJアラートの配信情報を受け取ることができますので、個人で出来るJアラート受信手段としては最も手軽といえます。しかし、問題として発信側が届いたことを確認する機能がなく、携帯電話・スマートフォンの状況によっては、受信し損ねる可能性も指摘されています。また、スマホの種類「格安スマホ」などでは端末によって、受信に問題がある可能性も指摘されていますので注意しましょう。